高脂血症と食事

高脂血症は、生活習慣病です。
さほど悪い生活習慣と思っていないような事でも、毎日繰り返すことで、高脂血症を引き起こす引き金になります。
基本的な健康づくりを心がけた生活は、高脂血症を防ぎます。

この機会に、自分の生活を見直して、糖分の摂り過ぎ、アルコール、喫煙、運動不足、食物繊維の不足など、思い当たるふしがあれば改善につとめましょう。

1日3食、決まった時間に食べるようにするのが基本で、夕食の時間が遅い時は体脂肪になりやすいので量を控えめにしましょう。
主食、汁物、主菜、副菜をそろえ、早食いをせずゆっくり噛んで食べ過ぎを防ぎましょう。とはいっても、忙しい時はついつい総菜やコンビニ弁当で済ませてしまいます。野菜を切るのも面倒な時はミニトマトはいいですね。サッと洗うだけで食べられるので、便利な野菜です。
外食をする時は、揚げ物より焼いてある物、焼いてある物より蒸してある物、と1日に摂取する脂質が多すぎないか注意が必要です。

中性脂肪は食事の影響を受けやすく脂肪、糖分の過剰摂取などで中性脂肪が食後一時的に上がります。食事内容に気をつけて、中性脂肪をためないようにし、適度な運動で脂肪を燃焼させること重要です。

適度な運動は中性脂肪を減らし、HDL(善玉)コレステロールを増やす効果があります。軽いウォーキングから始めて、定期的に運動をする習慣を。有酸素運動が効果的です。